クニノボリ系(ダイシングUSA~)
女傑カーラの血が眠る古き牝系
F.No [ 7-c ] Maid of Lune系
- ダイシングUSA (牝 1925 Polymelian)
- 第弐ダイシング (牝 1939 ステーツマンGB)
- クロースワード (牝 1947 ハクリユウ)
- クロサト (牝 1953 トシシロ)
- クニノボリ (牝 1958 ブリッカバックUSA)
- クロサト (牝 1953 トシシロ)
- クロースワード (牝 1947 ハクリユウ)
- 第弐ダイシング (牝 1939 ステーツマンGB)
- クニノボリ(牝 1958 ブリッカバックUSA)
- アーチストクイン(牝 1963 クリノハナ)1勝、障害2勝
- メジロフレーム(牡 1964 ライジングフレームIRE)6勝1着-1966京成杯3歳S、1967スプリングS、2着-1966朝日杯3歳S
- メジロトモエ(牝 1965 ラヴァンダンFR)2勝
- メゾンラフィット(牡 1972 バウンティアスGB)5勝松川浦特別、相馬特別、土湯特別
- コンピエンヌ(牝 1975 メジロサンマン)障害1勝
- アサマフォード(牡 1976 アストラルグリーンGB)不出走
- メジロバンダイ(牡 1966 ラヴァンダンFR)3勝、障害1勝狩勝特別
- トビノボリ(牝 1967 ジルドレGB)不出走
- ワールドサファイヤ(牝 1979 サーペンフロGB)2勝
- リアルサファイア(牝 1986 リアルシャダイUSA)3勝1989フラワーC
- サンライズバッカス(牡 2002 ヘネシーUSA)6勝、地方現役1着-2007フェブラリーS、2005武蔵野S、2着-2005ダービーグランプリ、2006武蔵野S、2007平安S
- リアルサファイア(牝 1986 リアルシャダイUSA)3勝1989フラワーC
- ワールドサファイヤ(牝 1979 サーペンフロGB)2勝
- メジロホクト(牡 1968 バルビエリGB)3勝
- メジロルビー(牝 1969 メジロサンマン)1勝
- ヤシマリュウホー(牡 1975 アストラルグリーンGB)
- フラッシュルビー(牝 1977 フラッシュライトFR)不出走
- メジロヤマブシ(牡 1970 ホワイトファイアFR)2勝、地方1勝
- ヤマノボリ(牝 1972 ホワイトファイアFR)不出走
- メジロエスパーダ(牡 1976 メジロアサマ)4勝白藤賞、おおぞら特別
- メジロレオーネ(牡 1977 メジロアサマ)1勝、障害1勝
- ノボリヒメ(牝 1977 メジロアサマ)不出走
- メジロウルフ(牡 1982 メジロサンマン)3勝大沼S
- メジロルール(牝 1980 メジロゲッコウ)不出走
- メジロドーヤ(牝 1973 ダイハードGB)
- メジロカーラ(牝 1979 メジロアサマ)5勝1着-1982中日スポーツ杯、1982京都大賞典、2着-1982桜花賞、1982朝日チャレンジC、1983日経新春杯、1983京都記念(秋)、1983京阪杯、1983阪神牝馬特別、3着-1982金鯱賞、1982阪神牝馬特別
- メジロカーメル(牡 1986 モガミFR)2勝
- メジロカーター(牡 1987 アスワン)1勝
- メジロジバンシー(牝 1988 クリスタルパレスFR)不出走
- メジロジャズ(牝 1993 メジロアルダン)不出走
- メジロアングル(牡 1990 ブレイヴェストローマンUSA)3勝
- メジロタカトリ(牡 1991 パーフライトUSA)3勝
- メジロキャピトール(牝 1980 メジロサンマン)入着
- メジロジェスター(牡 1982 フィディオンFR)2勝長篠特別
- メジロメイホー(牡 1983 パーソロンIRE)1勝
- メジロスワン(牝 1984 ロイヤルスキーUSA)
- メジロメードン(牝 1985 ノノアルコUSA)
- メジロゴルティエ(牡 1988 メジロティターン)不出走
- メジロカーラ(牝 1979 メジロアサマ)5勝1着-1982中日スポーツ杯、1982京都大賞典、2着-1982桜花賞、1982朝日チャレンジC、1983日経新春杯、1983京都記念(秋)、1983京阪杯、1983阪神牝馬特別、3着-1982金鯱賞、1982阪神牝馬特別
- メジロエダジマ(牡 1974 パヴェーGB)
- メジロカーチス(セ 1975 リマンドGB)
牝系図に関する凡例
- 日本で馬名登録を受けた外国産馬は、馬名の後ろに生産国を略語で表記
- メジロ牧場の生産馬については、■未登録馬、■現役馬と色分けで表記
- メジロマックイーン=海外及び障害を含む重賞勝ち馬の表記
- メジロマックイーン=重賞2、3着馬及びオープンの特別勝ち馬の表記
- メジロマックイーン=それ以外の表記
アメリカから輸入されたダイシングを基礎牝馬とするこの牝系は、目立った活躍馬はいないもの、しっかりと日本で代を重ね、その血を今に残しています。特に高橋農場で繋養されていたクニノボリは重賞勝ち馬メジロフレームを輩出し、その娘メジロドーヤは女傑メジロカーラを産むことになります。優秀な競走成績を残し繁殖に上がったメジロカーラでしたが、残念ながらその活躍を語り継いでくれる優秀な産駒を残すことはできませんでした。
このクニノボリの牝系はメジロアサマと縁が深いことで有名です。当時種なしと言われていたメジロアサマをクニノボリの娘で廃用が決まっていたヤマノボリに付けると、これがみごとに受胎。そして生まれることになるのが快速馬メジロエスパーダだったのです。この受胎によりメジロアサマは種牡馬を続けることが決まり、数少ない産駒の中から1978年にメジロマックイーンの父であるメジロティターンを送り出すことになるのです。
メジロ牧場からは消えてしまいましたが、クニノボリの血をひくサンライズバッカスがフェブラリーSを勝ったことにより、再び注目を集めようとしています。