ティルティング系(ケイリズム)
日本で開花する遅咲きのアメリカ血統
F.No [ 21-a ] Wagtail系
- Bashful(牝 1940 Man o'War)
- Shy Bim(牝 1948 Bimelech)
- Shy Dancer(牝 1955 Bolero)
- Petite Rouge(牝 1961 Ballydam)
- Aldonza(牝 1969 Bold Bidder)不出走
- ティルティングUSA(牝 1981 Seattle Slew)
- Dawn Quixote(牡 1987 Grey Dawn)米6勝1着-パームビーチS、3着-フューチュリティS、種牡馬
- Basma(牝 1989 Grey Dawn)英3勝3着-チェヴァリーパークS
- Seattle Morn(牡 1990 Grey Dawn)米8勝2着-イリノイダービー、種牡馬
- オーパスワン(牝 1991 Theatrical)3勝
- サンライズベガ(牡 2004 アドマイヤベガ)6勝、現役1着-2011小倉大賞典
- ケイリズム(牝 1993 リズムUSA)1勝
- ティルティングUSA(牝 1981 Seattle Slew)
- Aldonza(牝 1969 Bold Bidder)不出走
- Petite Rouge(牝 1961 Ballydam)
- Shy Dancer(牝 1955 Bolero)
- Shy(牝 1955 Princequillo)
- Annie Burns(牝 1973 Spring Double)
- アルズアニーUSA(牝 1979 Al Hattab)
- アニーブラウン(牝 1991 ノーザンテースト)
- ホーリーブラウン(牝 1998 フジキセキ)3勝
- セイクリッドバレー(牡 2006 タニノギムレット)4勝、現役1着-2011新潟大賞典
- ホーリーブラウン(牝 1998 フジキセキ)3勝
- アニーブラウン(牝 1991 ノーザンテースト)
- アルズアニーUSA(牝 1979 Al Hattab)
- Annie Burns(牝 1973 Spring Double)
- Shy Bim(牝 1948 Bimelech)
牝系図に関する凡例
- 日本で馬名登録を受けた外国産馬は、馬名の後ろに生産国を略号で表記
- メジロの現役馬については、■2歳、■3歳、■4歳以上、■地方競馬所属と色分けで表記
- メジロ以外の馬ついては直仔及び重賞勝ち馬を表記
- メジロマックイーン=海外及び障害を含む重賞勝ち馬
- メジロマックイーン=重賞2、3着馬及びオープンの特別勝ち馬
- メジロマックイーン=それ以外
ティルティングは馬主の内田恵司氏が1991年にアメリカから輸入した繁殖牝馬。産駒のDawn Quixote(ドーンキホーテ)がフューチュリティSで3着と健闘するなど実績を引き下げて、日高の下河辺牧場に繋養されたが、期待に応えるような産駒を送り出すことができなかった。それでもシアトリカルの持込馬となるオーパスワンの6番仔サンライズベガが7歳になって小倉大賞典を勝つなど、ジワジワとその血を活性化させている。ケイリズムは、内田敦子氏名義で2戦1勝の戦績を残したのち、繁殖牝馬としてメジロ牧場に繋養。初仔のアツスパーコは内田敦子氏名義(のちに内藤好江氏)で3勝をあげ、さらにメジロジャック、メジロターキッシュと勝ち星を重ねる産駒を順調に送りだしてきたが、残念ながら2003年に死亡してしまった。
サンライズベガに続き、近親のセイクリッドバレーがそのサンライズベガを競り落として新潟大賞典を勝った。眠っていた遅咲きの牝系が、日本で根付き目覚め始めている。(2011/5/28)