メジロアマギ
母はメジロドーベルの全妹で、父は新種牡馬のデビッドジュニア。未知数なところが多いが、関東新鋭の尾関調教師に預けられて大きな飛躍を期待。
ストライドの大きい走りをみせる
気持ちが前向きで運動時のストライドも体を大きく使うそうで、このまま馬の長所を伸ばしていきたいそうです。調教も順調で、入厩はこれからの体力の付き具合によるそうです。
★育成担当者コメント「ドーベルの近親なので偉大な叔母に近づけるような活躍を期待している。」
5代血統表
父馬
デビッドジュニアUSA
JRAが購入し、日本軽種馬協会に繋養されている輸入種牡馬。現役時代はチャンピオンS、ドバイデューティーフリーやエクリプスSを勝つなど芝中距離G1で3勝をあげた。2007年から日本で種牡馬生活に入り、本馬世代が初年度産駒となる。父は日本でもタップダンスシチーを出したプレザントタップで、母もパラダイスクリークの全妹と日本でもきっちり対応できそうな血統背景をもっている。
日本で実績のある血統ですが、それでもリボー系種牡馬ということで、やはりホームランか三振という種牡馬成績が予想されます。特に現在のスローペース全盛の中では、勝つのに苦労しそうで、タップダンスシチーのように積極的に自分でレースを作っていくことになりそうです。産駒は芝ダート問わずマイルから中距離あたりになりそうで、アイリッシュリヴァーの血がうまくでれば2歳戦でも戦えそうです。
母馬
メジロジョーンズ
現役時代は大久保洋吉厩舎に所属し3勝をあげた。メジロドーベルの全妹ということもあり、当然繁殖でも期待され、初仔のメジロウォーズ(父メジロベイリー)は未勝利だったが、2番仔のメジロジョン(父ジャングルポケット)が2戦目でいいところをみるなど徐々に結果を出してきている。
メジロドーベルの全妹ということで血統的な期待は大きいが、現役時代はドーベルと違って気性的に抑えが利かなかった感じで、そこが産駒にどう出るかによりそうです。メジロウォーズはそこが少し出すぎたようにも見えましたが、2番仔のメジロジョンは父がジャングルポケットということもあってその点しっかり抑えが利いている感じでした。父がプレザントタップのデビッドジュニアなら、うまく抑えが利いてくれそうです。
兄弟姉妹
No. | 生年 | 写真 | 馬名 | 性 | 毛色 | 父 | 成績 | 所属厩舎 |
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1 | 2006年 | メジロウォーズ Mejiro Wars | 牡 | 鹿毛 | メジロベイリー 〔サンデーサイレンス系〕 | 2戦0勝。 | 岡田稲男 (栗東) | |
2 | 2007年 | メジロジョン Mejiro John | 牡 | 栗毛 | ジャングルポケット 〔ゼダーン系〕 | 2戦0勝、現役。叩き2戦目で変り身をみせ5着。 | 大久保洋吉 (美浦) | |
3 | 2008年 | メジロアマギ Mejiro Amagi | 牝 | 栗毛 | デビッドジュニアUSA 〔リボー系〕 | 本馬。 | 尾関知人 (美浦) | |
2009年 | 種付けせず |
尾関知人厩舎(美浦)
大久保洋吉厩舎の調教助手から調教師免許を取得し2009年に厩舎を開業。調教助手時代にはカジノドライブの海外遠征に帯同するなど国際感覚に富んだ新人調教師で今後の活躍を期待。メジロではメジロマシューズが開業と同時に転厩して障害で勝ち星をあげており、2歳から所属するとなれば本馬が初めてとなる。起用騎手は小野次郎騎手が抜けて多く、次いで三浦皇成騎手が続く。
年 | 出走数 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 着外 | 勝率 | リーディング | メジロ成績 | メジロ勝率 |
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2009年 | 173 | 7 | 5 | 9 | 8 | 8 | 136 | .040 | -位 | 1-0-1-0-1-7 | .100 |
2008年 | |||||||||||
2007年 | |||||||||||
2006年 | |||||||||||
2005年 |
馬名の由来
静岡県の山、天城山(アマギサン)より。日本百名山の一つで天城山脈、天城連山とも呼ばれている。小説や歌謡曲の舞台として有名。